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第47回 野村狂言座 [♪P&pで観劇など]

今日も母;Poohさんとデート。

宝生能楽堂にて狂言を。

蚊相撲 大名 石田幸雄
    太郎冠者 高野和憲
    蚊の精  月崎晴夫

重喜  重喜 野村裕基
    住持 野村万之介
    
     地謡 中村修一 深田博治
        野村万作 竹山悠樹
        岡聡史

吹取  男 深田博治
    何某 野村萬斎
    女  高野和憲

 素囃子 黄鍾早舞 大鼓 佃良勝
          小鼓 鵜沢洋太郎
           笛 藤田次郎

祐善  男・祐善の霊 野村万作
    旅僧 竹山悠樹
    所の者 野村遼太
     地謡 月崎晴夫 石田幸雄
        野村萬斎 高野和憲
        中村修一


今日はこんな感じ。いつもより多めでした。


  

蚊相撲

 新しい使用人を雇う事にした大名は太郎冠者に命じて
探しに行かせます。街道で待っていると江州守山の蚊の精が
通りかかります。都で人間の血を吸おうとしていた蚊の精は
喜んでついてきます。相撲好きな大名と得意芸が相撲という
蚊の精が相撲を取ることになり。。。

 最初は蚊の精だと気がついていなかった大名は血を吸われて
気がつき、大団扇をあおいでやっつけるのですが、NHKの
「にほんごであそぼ」でも少しだけやっていましたよね。
とても楽しく、大笑いしてしまいました。


重喜

 お寺の住持が弟子の重喜を呼び出し、法要の導師に頼まれたので
用意しておくように命じます。そして、頭を剃らせる事にしますが、
重喜は剃刀の切れ味を試すうちに住持にぶつかってしまいます。
「弟子七尺去って師の影を踏まず。」だと叱られた重喜は長い柄に
剃刀を結わえたものを持ち出し。。。

二人のやり取りがまた楽しく、大笑いしてしまいました。
重喜を演じるのは萬斎さんの長男、裕基くん。
なかなか上手になってきたのではないでしょうか。
うたいながらこの長い棒を扱う様子がかわいらしかったです。


吹取

 独身の男が妻を得るため清水観音にこもって祈願したところ、
名月の夜に五条の橋で笛を吹けば妻が現れると夢をみます。
ところが、男は笛を吹けないので知人に吹いてもらう事にしました。
すると、女が現れましたが代理の男に寄り添ってしまい。。。

今流行りの婚活のお話です。
萬斎さんが本当に笛を吹いたのですが、会場の女性達がうっとり(笑)
もう、それしか頭に残っていません(笑)


祐善

 もと傘職人で現在は仏道修行中の僧が都の笠取明神へ参詣することに。
途中で雨に遭い、目についた庵で雨宿りをしました。そこで、傘職人だった
という祐善という幽霊が現れ、後世を弔ってくれと頼み姿を消します。

「傘を作るのが下手でだれも買ってくれずに狂い死にした。」と謡いますが、
よく聞くと傘の縁語や傘づくしの内容。最後は「南無阿弥陀笠」としめられます。
パンフレットにもありましたが、能のような構成でしたが、地謡で洒落るところが
狂言らしかったです。


夏休み中だからか、小学校高学年くらいの子がいました。
pigletはいつから一緒に行けるかな?


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